
突き抜けた知的好奇心を武器に学びを深め、会社全体へ還元していく

まずはクラフとの出会いから聞かせてください。
松岡:関西の大学に在学中、将来への目的が定まっておらず悩みながら就職活動を続けていました。電気機器の製造を手がける企業から一度は内定を頂いたのですが、結局内定をお断りして地元の宮崎に帰省。数ヶ月を過ごしました。振り返ると、当時は自身の興味関心や適性、目指すキャリアが見つからず「迷走していた」という表現がしっくりきます。
このままではいけないと考え、IT業界を中心に就職活動を再開しました。大学在学中に競技プログラミングに取り組んでいたのですが、その当時のワクワクした気持ちや、一緒に活動していた先輩方がエンジニアとして社会で活躍していた姿を思い出したのが、IT業界を志した理由です。
クラフを志望した大きな理由は、面接中の会話がきっかけです。クラフは1,000人雇用を掲げていると聞き、会社を一緒に成長させたいという強い気持ちを感じました。この会社なら自分も大きく成長できると考え、入社を決めました。
クラフに入社してからの印象はいかがですか?
松岡:入社前よりも業務への適性や、やりがいを強く感じています。
ただ業務を教えてもらうだけでなく、自分がエンジニアとして成長するために積極的なサポートをしてくれる点に、特に感謝しています。クラフのおかげで、迷走する時期から脱することができました。
入社後の活躍が目覚ましいですが、IT未経験にも関わらず急成長を続けるモチベーションはどこにありますか?
松岡:大きく2つ理由があると考えています。
1つは迷走する僕を救ってくれたクラフに、恩返しをしたいという気持ちです。自分がスキルを身につけ、専門的な知識を学び、より幅広い業務に対応できるようになれば、会社の売上や生産性向上に貢献できます。結果としてそれが会社への恩返しになると思っています。
もう1つは、学生時代の同窓生からの刺激です。大学を卒業後も当時の友人とは連絡を取っていますが、皆それぞれの道で努力し活躍しています。そんな友人達にも負けないように、私もこの場所で活躍を続け、刺激を与える側になりたいと思っています。
具体的に取り組んでいることや、挑戦していることはありますか?
松岡:スキルの向上や学びを深めるために、資格取得に積極的に取り組んでいます。先日も情報処理安全確保支援士の資格試験に挑戦しました。クラフではこうした学びがキャリアに直結していて、資格取得のサポートや取得後の給与への反映といった、成果を評価してくれる環境が整っているのもありがたいです。
ご自身の学びを深めるだけでなく、周囲へ知識を還元する取り組みにも積極的だと伺いました。
松岡:社内での勉強会を通じて、学んだ内容を積極的にアウトプットしています。自分の中だけで知識やスキルを留めるのではなく、周囲へ還元することで会社全体の技術力向上に繋がればと考えています。
また、最新の技術やセキュリティ対策についてクラフのテックブログで発信しているのも、知識を還元する取り組みの一環です。
これから挑戦したいことはありますか?
松岡:直近では、これからの一年を自分の知識を深める時間に充てたいと思っています。日々学びは続けていますが、セキュリティの分野はまだまだ奥深く、1人前のセキュリティエンジニアとして活躍するためにはさらなる勉強が必要です。この一年は学びを一層深めていく時間にしていきたいです。
将来的には、宮崎をはじめ全国の中小企業のセキュリティに貢献していきたいです。セキュリティ対策はコストがかかるため、事業規模の小さい中小企業では対策が後回しになっています。こうした課題を解決し、すべての企業に安全を届けられる仕組みを構築していきたいです。まだ机上の空論ですが、パッケージやシステムを工夫することで提供できる可能性を模索していきたいです。
クラフではこの1年「Raise The Bar(水準をあげよう)」をスローガンに歩みを進めてきました。松岡さんにとっての「Raise The Bar」とは?
松岡:私は日々、勉強や研鑽を積み重ねる先にある「努力の結晶」のような姿に憧れます。歩みを止めず、学び続ける先には何かしらの成果が生まれるのではないでしょうか。
これからも絶えず歩みを進め、自らの「Raise The Bar」を継続することはもちろん、得た知識を積極的に還元することで会社全体の「Raise The Bar」に繋げていきたいです。
「迷走していた」と語る時期を脱し、クラフで活躍を続ける松岡さん。
自身の学びやスキル向上だけに留まらず、周囲にも積極的に知識を還元する姿勢は、「ヒトの助けになろう」というクラフのクレドを体現してくれています。
※ 取材時点(2025年04月08日)の情報で作成しています
IT未経験ながら、入社1年半でMVPを受賞した松岡さん。持ち前の知的好奇心・探求心の高さを武器に急成長を遂げ、社内での厚い信頼はもちろん、社外からも高い評価をいただいています。2024年12月には、情報処理安全確保支援士の資格試験に合格しました。
そんな松岡さんですが、入社前には自身のキャリアについて「迷走していた」と語ります。クラフの入社へ至った経緯や、急成長を続けるモチベーションの源とは。