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正社員 監視アナリスト

SOC(セキュリティ監視)事業を拡大し、雇用の多様性に貢献したい

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クラフへ入社して3年が経つ鶴原さん。これまでクラフでは負荷テスト事業の管掌担当に加え、オフィス/在宅でのネットワークほか全インフラ、業務機器の管理・保守メンテナンスなど情報システム部門の役割も担ってこられました。

今回のインタビューではこれまでのキャリアから、現在のクラフでの業務内容についてうかがいます。コロナ禍で直面した在宅勤務の体制づくりや、今回新たに発足した新規事業である”SOC事業”についても話を聞きました。

まずはクラフに入社するまでのキャリアについてお話いただけますか?

鶴原:最初に入社した企業では、データセンターの運用やインフラの構築、関連サービスの提供などに携わっていました。

その後ECサービスを提供する会社に転職し、インフラエンジニアとしてサーバーの構築や運用、保守を担当していました。もっとも多い時期では1,000台以上のサーバーの運用をおこなっていたので、業務の自動化や効率化を図るのが大きな役割でした。それから社内のネットワーク対応も担当していました。

まさに「縁の下の力持ち」としてとても重要な役割を担ってきた訳ですね。では、クラフに入社後のお仕事内容について聞かせてください。

鶴原:クラフへ入社してから3年ほどが経ちます。入社直後から負荷テスト事業の新規立ち上げと運用に携わってきました。

負荷テストとはお客様のWebサイト等に対して処理負荷をかけて、パフォーマンスをテストするものです。立ち上げ後は部署のメンバーとも協力しながら、システム化や業務の効率化に取り組んできました。この数年で一定の仕組みを築くことができたので、現在では負荷テスト事業をグループ会社と共同して運営できる体制にまで整えられました。

コロナ禍では在宅勤務を行うための体制づくりにも携わったそうですね。

鶴原:負荷テスト事業と並行してオフィスのネットワーク構築も担っていたのですが、コロナ禍で在宅勤務に切り替わる際は機器の調達やツールの選定などを行いました。

クラフはセキュリティ事業を手がける企業だけに、情報の取り扱いやセキュリティ対策には細心の注意を払わなければなりません。本来は安全性や機密性を保つため社外で業務をおこなうのはリスクが高いといえます。しかしコロナ禍という緊急事態に対して、社員の安全や安心を守るためには、在宅勤務を選択する必要がありました。

具体的には、在宅勤務を行うために「どのような機器が必要か」「どのツールが最適か」を検討、検証して運用まで繋げました。非常に短期間での取り組みでしたが、社員の皆さんの協力もあって、セキュリティを保ちつつ在宅勤務を実現するという目標を達成できました。

さらに現在は新規事業として発足した”SOC事業”の立ち上げがメイン業務とのことですが、SOC事業とはそもそもどのようなものなのでしょうか?

鶴原:SOC(Security Operation Center:セキュリティオペレーションセンター)とはセキュリティ監視に取り組む事業のことです。

セキュリティ攻撃の予兆を把握したり、攻撃を受けた際のサポートをしたりと、企業の情報システムへの脅威の監視や分析を行います。本来は情報を取り扱うすべての企業がSOCを導入する必要がありますが、日本国内ではまだまだ導入が進んでいません。課題となっているのが導入コストの高さで、セキュリティ対策への意識はあるものの、コストの負担から二の足を踏む企業が多いのが現状です。

そこで私たちはSOCの自動化や仕組化、効率化を進めることで低価格でSOCを提供することに取り組んでいます。課題となるコストの負担を軽減しSOCを拡大していくのが目標です。

では今後の展望について聞かせてください。

鶴原:海外でSOCはレッドオーシャンに形容されるほど広がりを見せています。今後日本でもSOCがスタンダードとなるように取り組んでいきたいですね。

事業が拡大すれば、より質が高く安定した体制を築くために、クラフ全体としても社員の属性を多用化させ雇用を増やす必要があります。クラフでは1000人雇用を目標に掲げていますが、SOCの事業を拡大することで、そうした雇用の多様性に貢献していきたいですね。

クラフでは「安心を提供する会社で在り続ける」というミッションを掲げています。

現在鶴原さんが取り組んでいるSOC事業は、誰もが安心してセキュリティを享受できる社会を目指す上で、欠かすことができないものです。クラフにとっても自社のミッションを実現するための大きな取り組みであります。

普段からとても温良篤厚なお人柄に、非常に稀有で高い技術力によって活躍されている鶴原さん。やさしく丸い言葉ながらも、その内に秘める想いは必ずやミッションの実現に繋がると強く感じます。

新たな事業が拡大することで雇用が生まれれば、人々に安定した仕事や収入、様々なキャリアの転換や伸長の機会を提供でき、今後の時代変容に適応できてゆくという意味で、安心を提供することに繋げられます。クラフが大きく掲げている「1,000人の雇用を、地方に創る」というビジョンへ向けて、とても大きな一歩となることを期待しています。

※ 取材時点(2023年01月26日)の情報で作成しています

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