短期アルバイトでIT企業勤務をスタート。今では事業部の責任者に

前職と現在の仕事内容を聞かせてください

佐藤：現在は新規事業のソフトウェアテストの責任者を担当しています。

前職は、宮崎の地方ITベンチャー企業です。2012年に入社したのですが、当時は4ヵ月の短期アルバイトからスタートしました。ITどころか電話対応もろくにしたことがない状態でしたが、必死に取り組むうちにタイミングにも恵まれ正社員として採用されました。

正社員として大手ECサイトの運用サポートや販促業務を行う部署で経験を積んだのち、自社パッケージの運用サポート部署へ異動します。そこで小規模の要件定義をする機会に巡り合ったのですが、顧客とのすり合わせや社内スケジュールの調整に取り組んだ際に適性を評価され、ディレクターへ転身しました。そこから現在に至るまでは、一貫してディレクターとしてキャリアを歩んでいます。

クラフへ転職したのは2021年の1月です。転職のお誘いをいただき、入社することにしました。

当時は、前職で担当していた国内トップクラスのファッションECサイトのプロジェクトが無事に完遂し、一息ついたタイミングでした。お誘いの連絡をいただいたのはプロジェクト完遂から1週間後だったと記憶しています。ちょうど区切りもよく、新しいチャレンジをしたいという気持ちが高まっていました。クラフのビジョンへの共感はもちろん、1,000人雇用という目標にも夢を感じましたし、自分もそこに向けていっしょに進んでいきたいなと。

それから、創業間もない企業に早い段階で参画すれば、自分がやりたい仕事を立ち上げられると考えたのも理由です。

この1年、努力したことは何ですか？

佐藤：ソフトウェアテストの部門の立ち上げとチームビルドですね。新規での立ち上げでしたので、大変な面も多かったですが楽しみながら取り組めました。とくに未経験のメンバーの成長を後押しする場面では、ついつい自分のキャリアを重ねてしまいます。自分もIT未経験から、右も左もわからない状態でスタートしました。だからこそメンバーの気持ちを理解できる。どんな言葉をかけてほしいのか、どんな部分に悩みを感じるのか、それは同じ経験をしてきた自分だからわかる部分だと思っています。

入社後に苦労した場面と、どのように乗り越えたかを聞かせてください

佐藤：お客様からの信頼を得ることに、神経を尖らせました。ソフトウェアテストは新規事業なので、まずはお客様の信頼を積み上げていかなければなりません。同時に結果を出すことにもコミットしなければならない。そこはメンバーとも密にコミュニケーションを取りながら、必死に取り組んでいきました。

業務をきちんと遂行するのは当たり前ですが、意識したのは付加価値を提供すること。言われたことをただやるのではなく、お客様が私たちに依頼したくなるプラスアルファの部分を追い求めなければなりません。そうすれば、自然とクラフの市場価値も高まっていくと考えたからです。

メンバーとのコミュニケーションでマインドの共有が図れた結果、最終的にはお客様から評価され、事業を軌道に乗せる足がかりを築けました。

これからの豊富や未来への展望はありますか？

佐藤：現在は脆弱性診断が事業の中核ですが、それを超える規模感にソフトウェアテスト事業を拡大させていきたいです。クラフの中でも部署の存在感を高めていきたいですし、お客様に向けても存在感と信頼感を積み上げていきたいですね。社内の事業に多様性が生まれれば、キャリア選択の幅が広がります。1,000人雇用というクラフの目標にも貢献できるはずです。

それからクラフで経験を積みスキルを高めることで、他のIT企業へ羽ばたいていける場所を作っていきたいですね。高い視座を持っている方や、キャリアアップを目指したい人にとっての「発射台」の役割を担っていければと思っています。

最後に、クラフの良さをみなさんに伝えるとしたら何でしょうか？

佐藤：IT未経験でも受け入れられる環境が整っているのはクラフの強みです。教育体制やサポート体制が充実しているので、誰もがチャレンジできる環境が用意されています。働き方の柔軟性や自由度が高いので、自分が目指すワークスタイルやライフスタイルを実現できるのもクラフの魅力ですね。

※ 取材時点（2023年03月22日）の情報で作成しています