Uターンでクラフへ。宮崎にも国内最先端の仕事があることを知った
まずはこれまでのキャリアについて聞かせてください
竹下:宮崎の高校を卒業後、新卒で愛知県にある工場に就職しました。工場では製品の検査業務や品質保証を担当していました。県外へ就職したのは、「一度県外に出て暮らしてみたい」と考えたからです。県内で就職する選択肢もありましたが、一度宮崎を離れて外で暮らす経験が、将来自分の為になるのではと考えました。工業系の高校に通っていたので、そこでのスキルが活かせる工場を選んで就職しました。
親元を離れ一人で生活したのは、いい経験になったと思っています。
Uターンして転職をしようと考えたきっかけを教えてください
竹下:前職では7年間勤務し仕事にもすっかり慣れていました。ちょうど新しいポストを打診される時期でもあったのですが、このままこの会社でキャリアを積み重ねていくことに迷いを持っていました。ルーティンワークが多い仕事は慣れているので心理的には楽ですが、自分の成長を考えるなら、新しい環境でスキルを磨く選択肢もあるのではないかと。
そこで一度Uターンして、新しい業種に挑戦してみようと考え、宮崎に戻ってきました。転職先はもともと興味のあったITやデザイン系の分野を目指そうと考え、スキルを身に付けようと職業訓練校に通いました。
クラフを知ったきっかけは職業訓練校で開催された会社説明会です。IT系の企業という点はもちろんですが、セキュリティという将来性がある分野に興味を惹かれ応募しました。
異業種からの転職でしたが入社後に戸惑った点はありましたか?
竹下:最初の研修期間は慣れるまでは少し苦労しました。とくに専門用語の意味を理解するのには時間がかかりましたね。それから前職では工場勤務だったので、PCの前に長時間座って作業するデスクワークにも戸惑いました。
ただ、どちらも慣れや時間が解決してくれました。とくに専門用語が分かるようになってからは仕事の内容や理解が深まり、どんどんと業務の面白さにのめり込んでいきました。面白さが分かれば自然と集中力もアップしていきます。いい具合に歯車が噛み合っていくような感覚でした。
社内の人間関係はいかがでしたか?
竹下:そこはいい意味での驚きで、最初から分け隔てなくフレンドリーな雰囲気でした。ITと聞くともっと機械的で淡々と作業を進めるイメージがあったのですが、社員同士のコミュニケーションも活発で、研修期間でも分からない部分があればすぐに質問できました。
前職では社内ではなくクライアントとコミュニケーションを取る機会が多かったのですが、クラフでは社内でコミュニケーションを取る機会が多いと感じています。チームとしての一体感を抱きやすいので、お互いに支え合い高め合える環境が用意されています。
ではクラフをどんな人におすすめしたいですか?
竹下:コミュニケーションが取りやすいので、疑問や不安を感じる部分があればいつでも相談できます。自ら課題を見つけて、解決しようとする人にとっては成長しやすい環境が整っているのではないでしょうか。リモートでの在宅勤務も用意されているので、ライフスタイルの選択肢を増やしたい方にもおすすめです。
未経験の人にとっても研修制度や社員同士のフレンドリーな人間関係など、安心できる体制が用意されています。それから社内でステップアップできる機会もしっかり用意されているので、キャリアを積み重ねていきたい人にとっても魅力的な環境ではないでしょうか。
宮崎にUターンして転職活動をはじめた当初は、地方にこんな魅力的な企業があるとは思っていませんでした。都会ではなくても全国区の企業案件に取り組めるのは、新鮮な驚きです。宮崎でも国内最先端の仕事ができる会社があることを、多くの人に知ってもらいたいですね。
最後にこれからの展望を聞かせてください
竹下:一つの業務を極めるだけでなく、色々な業務を任せられるように成長していきたいです。さまざまスキルを身に付けて、自分のスキルセットを広げていきたいです。
これまで地方へのUターンを検討する人にとって、地元での転職先探しは大きなネックでした。とくに都市圏に比べ魅力的な企業が限られている点は、自らのキャリアや成長を考える人にとってはUターンを決断する判断材料となります。
その点クラフのように地方に拠点を置きながら、全国区の企業案件に取り組める環境はとても魅力的です。自身のワークスタイルやライフスタイルの希望をかなえながら、キャリアや成長をあきらめたくない人にとっては、実に魅力的な環境といえそうです。
※ 取材時点(2023年07月17日)の情報で作成しています
クラフに入社して間もなく2年を迎える竹下さん。現在はプリセールスチームに所属し、見積り根拠の作成や設計作業を担当しています。
県外からUターンしてクラフへ入社しましたが、転職やクラフを選んだ理由はどこにあったのでしょうか。これまでのキャリアやクラフ入社後のエピソードを含めて、お話を伺いました。