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正社員 ディレクター

企業文化を育み、気持ちよく仕事ができる会社へ

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セキュリティマネジメントサービス「S4」の開発ディレクターを担当している小杉さん。2020年にもインタビューしましたが、今回は当時のふり返りと現在の業務内容についてお話をうかがいました。

小杉さんには入社して半年の2020年にもインタビューをさせていただきました。その際に『働く社員一人一人が、クラフで働く誇りをもてるようにしていきたい』という目標を掲げていましたが、現在の到達具合をどう感じていますか?

小杉:なかなか数値化できる目標ではないので主観的な評価になりますが、着実にクラフで働くことに誇りを持つ文化は育まれていると感じています。

コロナ禍でなかなか人が集うのが難しかった状況から、社員が集い、人と人が繋がるイベントが増えてきました。社外向けにCMを放送しているのも、誇りを持つという点では大きな意味があったと感じています。

イベントの計画や運営には小杉さんも率先して携わっているそうですね

小杉:クラフ感謝祭やカフェイベントにはマネジメント側として参加しています。私が入社した当時はコロナ禍により在宅勤務が大半で、イベントや社内でのコミュニケーションを図る機会は限られていました。

現在ではオフィスに出社する割合も増えてきましたし、イベントへの参加者も増えています。少しずつコロナ禍以前の日常が戻ってくるにつれて、社員がクラフで働く誇りや喜びを感じる機会も増えてきたように感じます。

小杉さんご本人に視点を移したいのですが、現在の業務内容について教えてください

小杉:現在は自社のセキュリティマネジメントサービス「S4」の開発にディレクターとして携わっています。

S4ではこれまでセキュリティへの意識が高かった企業はもちろんですが、あまりセキュリティに馴染みがなかった方にも使いやすいサービスを目指しています。セキュリティに馴染みのない方を意識するとなると、使いやすさやわかりやすさを意識し、細部への細かい気配りが欠かせません。

その点で役に立っているのが、前職でのECサイトの開発です。ECは「人に商品を買ってもらう」ことが目的です。そのため、デザインや機能、動線にいたるまで細かな気配りを求められます。「どうすれば人に心地よく使ってもらえるのか、体験してもらえるのか」などを絶えず考えて開発業務に携わっていました。

現在のS4の開発でも、当時の経験が活きていて、開発メンバーにもそうした意識が共有されています。

クラフでは自身のキャリアを周囲に還元するサイクルを推奨していますが、まさに小杉さんのキャリアがS4の開発に還元されているように感じます。

小杉:おっしゃる通り、これまでクラフでキャリアを還元するとなると、未経験の人材に対して惜しみなく知識やノウハウを提供する、といった側面が強かったと感じます。ただ、そうした在り方だけでなく、「お客様への還元」も大切なサイクルの一つです。S4を通して、私たちの強みであるセキュリティのキャリアを社外にも還元できると気付けたのは、大きな発見でした。

もちろん、S4の開発は社員にとってもメリットがあり、すでに診断業務の報告やレポートの管理にS4のサービスの仕組みを導入しています。また将来的にはS4上でお客様とのコミュニケーションが図れるようなシステムを開発する予定で、プロジェクトの進行が社員への直接的な還元に繋がっていけたらと思っています。

つづいて将来についてお聞きしたいのですが、3年後どのような未来を想像していますか?

小杉:S4プロジェクトは2030年に1万社の導入を目標に掲げています。そこから逆算して計算すると、3年後には数千社の導入を達成していたいですね。前回のインタビューから3年が経ちましたが、クラフの成長にポジティブな印象を抱いています。次の3年後のインタビューでも、S4の進捗を笑顔で報告できるように頑張っていきたいです。

企業文化についてはいかがでしょう。冒頭でも触れた「クラフへ誇りを持つ文化」を醸成していくには、何が大切だと感じますか?

小杉:クラフという企業を俯瞰してみると、オフィスや働き方、福利厚生にいたるまでとても恵まれた環境が整っています。一方で、6周年を迎え、社員側がそういった環境を当たり前と捉えてしまう危うさを感じています。この環境は当たり前ではありません。とても恵まれた環境で、チャレンジできるステージが用意されていると社員が意識できれば、自然とクラフへの誇りが醸成されるのではないでしょうか。私も、普段の仕事はもちろん、イベントの開催を通してそうした意識付けに貢献していきたいです。

それから、誇りは外から与えられるだけでなく、自ら作り出していく意識も育んでいきたいと思っています。これまでの経験やキャリアから感じているのが、例えば挨拶の大切さ。社内・社外を問わず、自発的なコミュニケ-ションの表れである挨拶ができる会社はポジティブな空気を纏っています。その空気が、仕事や会社への誇りに繋がる。自分達でも誇りのある企業文化を育めることを意識できれば、クラフはもっと気持ちよく仕事ができる会社へステップアップできると思っています。

これまでクラフは、IT未経験でもチャレンジできる業務の仕組み化や、充実した福利厚生、社員が利他的にキャリアを還元できる文化など、さまざまな要素が作用しながら成長を続けてきました。

そこからさらにステップアップしていくうえで、小杉さんの語る「会社へ対する誇りを自分達で育んでいく意識」は重要な意味を持ってきます。与えられる環境に甘んじるのではなく、能動的にアクションを起こしていく空気が広がっていけば、クラフの成長はより一層スピード感を増していきそうです。

※ 取材時点(2024年02月01日)の情報で作成しています

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