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正社員 監視システム構築

SOC監視事業拡大!手を挙げ、学び続けること

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入社3年目を迎えた田代さん。様々なプロジェクトを担いながら、常に学び成果を上げ続けるその姿勢が、社内でもロールモデルとなっています。この度、新規事業として立ち上げ、いよいよ大きく拡大を図るSOC監視事業へ抜擢・配属されました。

田代さんが学びを続ける理由はどこにあるのでしょうか。話を伺いました。

現在の業務内容から聞かせてください。

田代:現在はSOC(Security Operation Center)監視事業へ配属となり、お客様のSOCの立ち上げ・初期構築のプロジェクトを担当しています。

具体的には、Splunk(スプランク)と呼ばれるSIEM(シーム:セキュリティ機器や通信機器、各種ソフトウェアなどが出力したログを収集して、監視、評価、分析、可視化を行うシステム)の製品をお客様が導入されたのですが、そちらの構築をメインに携わっています。

これまではソフトウェア機能テストの業務に長く就かれていましたが、新しいプロジェクトでの学びや気付きはありますか?

田代:そもそもSOC監視というサービス全般においてこれまで知識がなく、アサインが決まった2024年の年明けから勉強を始めました。1月の中旬からは実務がスタートしたのですが、やはり勉強で得た知識と実務ではハードルの高さが違い、日々学びを続けている段階です。

一方で、勉強と実務を並行して進めているおかげで早く習熟することができており、Splunkに関しても随分と分かってきました。単純に知らなかったことが一つ一つ理解できていくことが楽しいですし、SOCの監視という事業ですので改めてセキュリティの幅広さや底の深さを認識できて、ワクワクするやりがいに繋がっています。実際の業務に取り組んでいても、一つ一つが成果として繋がっていく感覚があり、達成感を得られる機会が増えてきました。

とはいえ、新たなプロジェクトでは苦労された部分もあったかと思います。乗り越えるために仕事で意識されている部分はありますか?

田代:たしかに全く新しい事業とその中での業務なので、どうしても分からないことや壁にぶつかる場面は多く出てきます。私がそこで意識しているのは、「いきなり質問をせずに自分でまずは考えてみる、やってみる」という点です。自分で書籍やネットで調べたり試行錯誤したりしてから、どうしても分からない場合は識者に質問する。その過程を経ないと、学びの深みやスピード、習熟度が上がっていきません。

やってみて、考えてみてから質問すれば、分からない箇所の周辺情報や前提条件についての知識を得られます。その繰り返しが、自分のスキルや知識として定着していくと思っています。

田代さんからは学ぶことへの主体性や、研鑽力の高さを強く感じるのですが、その源泉はどこにあるのでしょう?

田代:もともと自ら学びを深めることに喜びを感じるタイプです。ただ、きっかけとして大きかったのは、入社して間もなく経験したソフトウェア機能テスト事業部への異動でした。

当初は新設されたばかりの部署とあって戸惑いもあったのですが、実際に業務に携わっているとインターネット利用者として触れたことのないサービスや、大規模なシステムを知る機会に恵まれました。会社人としても「誰もやっていないことにどんどん手を挙げる」と、新たな知識や経験が得られる。まだ誰もやっていないことにチャンスが隠れていると気付いてからは、主体的に、能動的に行動することの重要性をより強く意識できるようになりました。

「誰もやっていないことに手を挙げる」という部分で、現在取り組んでいることや挑戦していることはありますか?

田代:直近ではグループ会社のSHIFT社が用意したCTF(キャプチャーザフラッグ)という試験にチャレンジし、無事に合格しました。ITスキルやセキュリティに関するスキルについて出題されるのですが、隠されている答えを見つけ出して課題を解決する能力が問われる試験です。ITやセキュリティに関するスキルを駆使して、より実践的な課題解決能力が試されます。

それから長期的な目線で、SOCの運用面に参画していくための監視アナリストとしての勉強を始めました。現在はSOCの初期構築がメインなので運用フェーズに携わる場面が少ないのですが、将来的に監視アナリストとして実際の有事に対応する運用面へ携われるようになれば、セキュリティエンジニアとして活躍できるフィールドが広がっていきます。新規事業であるSOC監視事業に参画し、自分にできることを考えたときに、事業拡大に向け組織を支え、広げていく力強さを身につけたい。そのために学びを深めています。

田代さんはSHIFTグループの育成カリキュラムであるトップガン10にも、クラフとして初めて合格されました。その後、クラフから約10名が合格を果たしましたが、“初代合格者”として知識や経験をどう還元されていますか?

田代:勉強会で使用する演習問題を、他の合格者と一緒に作成しています。トップガン10に挑戦する社員は勉強会で学び、そこで私たちが作成した演習問題を解いてから、本番のテストに挑むといった流れです。

現在では、クラフからのトップガン10合格者は、10名を超えました。合格者が増えてきたことに喜びを感じるとともに、これからも多くの社員と力を合わせながら、トップガンだけではなく、技術やビジネスの知識や経験を還元できるようにサポートしていけたらと思っています。

最後に、これからの展望を聞かせてください。

田代:日々必要なこと、興味のあることを積極的に学び続ける姿勢は大切にしていきたいです。自分がスキルアップすれば、より価値の高い案件にアサインされる機会も増えます。そうした姿勢や成果はきちんと給与や待遇にも反映されますし、仕事のやりがいを見つける動機付けにもなる。同時に会社への貢献やメリットも生みだせます。これからも絶えず学びを深めていきたいです。

「いきなり質問をせずに自分でまずやってみる、考えてみる」「誰もやっていないことに手を挙げる」

特に印象に残った、田代さんの研鑽力の高さを示す2つの言葉。前者がビジネスパーソンとして成長するための学びへの姿勢であれば、後者は組織の中で頭一つ抜けた存在となるための金言。そのどちらにも主体性が必要な点は決して偶然ではありません。

「まだ誰もやっていないことに、チャンスが隠れている」と田代さんが語ったところに、ベンチャーであるクラフらしさが在り、未開の領域へ一歩を踏み出せる人にこそ、価値あるチャンスが訪れます。

※ 取材時点(2024年06月05日)の情報で作成しています

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