
仕事内容
脆弱性診断の領域では、技術の進化や新たなセキュリティ課題に適切に対処し、サービスを改善していく必要があります。
例えば、スマートフォンはバージョンアップにあわせて新機能の追加が実施されますが、こうした技術的な進化は新たなセキュリティリスクを内包しています。
セキュリティエンジニアは、こうした変化に対して「既存のサービスで対応できるのか」、「リスクに対処できるのか」を正しく把握・評価し、技術的な指針や診断手順を検討します。
標準化・仕組化とは違い、そのサービスが取り巻く環境に合わせて対処していくのも、セキュリティエンジニアの特徴です。お客様にサービスを提供する際は、ニーズや課題にきちんとマッチしたサービスかを見極め、品質を担保していきます。
大切にしていること 課題と技術への探求
サービス開発当初から、技術や課題は絶えず変化していきます。セキュリティエンジニアは、こうした変化に対応するため、課題を探求し適切な解を求める「課題を探求する」姿勢や、課題解決を実現するための技術を身に付ける「技術を探求する」姿勢が求められます。変化に対応し、絶えず進化を続ける姿勢が、サービスの品質を担保します。
使用しているツール
セキュリティエンジニアは、サービスごとに幅広いツールを使用します。実際にサービスで使用されているツールを使用することで、既存サービスの課題を把握し、正しいリスク評価や、改善作業を実行していきます。そのため、現場で使用するツールを幅広く使いこなせるスキルとノウハウが求められます。
またSlackをはじめとしたコミュニケーションツールや、基本的なビジネスツールも使用します。
得られるキャリア
セキュリティエンジニアは既存のサービスの保守や改善といった役割を担いますが、高い専門性と技術を活かして新たなサービスを開発する研究開発としても活躍できます。
またセキュリティ領域に関する豊富な知見や技術力を身に付けることで、セキュリティエバンジェリストやシニアセキュリティエンジニア、コンサルとして活躍できる能力も磨けます。