
仕事内容
自社開発しているS4(エスフォー)は、誰の手にもセキュリティがいきわたる社会を目指し、クラフが取り組む社会課題解決に向けたプロジェクトです。
業務ではセキュリティという領域を扱うため、一般的なSaaS開発と比べよりセンシティブな開発作業が求められます。BtoB領域ではあらかじめ用意された要件を元に開発を進めていきますが、S4では自分達で要件を決め、市場調査や必要な機能の検討などを実施して、開発を進めていきます。企業にとってのベストプラクティスを目指すのが、開発エンジニアのミッションです。
またS4の開発を通して、社内業務の生産性向上やサービスの品質向上にも取り組んでいきます。
大切にしていること 面倒なことを簡単に、複雑なことをシンプルに
セキュリティ対策は企業の資産を守る重要な意味を持つ一方で、「面倒くさい、よく分からない」といった理由から対策が後回しにされがちです。
こうしたお客様の悩みを解決するため、開発エンジニアは「面倒なことを簡単に、複雑なことをシンプルに」する姿勢が求められます。具体的にはUI・UXに徹底的にこだわり、必要最低限のステップで利用できるサービスの開発が重要です。
そのため開発エンジニアは、自社のみならず他社のサービスやツールのUI・UXに関しての情報を常にキャッチアップし、興味関心を持つ姿勢が求められます。
使用している技術スタック
開発エンジニアの業務では、多岐にわたる技術を組み合わせ、開発作業に取り組んでいます。
フロントエンドはMicrosoftが開発したTypeScript、UIフレームワークにはNext.jsを採用、これにより高いパフォーマンスと開発効率を実現しています。構築されたサービスは、高速なデプロイと安定した運用が可能なVercelで配信しています。
バックエンドは主にPHPを基盤としていますが、必要に応じてPythonなどの言語も活用しています。インフラには柔軟性と拡張性に優れたAWSと、国内での実績が豊富なさくらのクラウドを併用しサービスの安定稼働を支えています。
開発環境はDockerで統一されており、メンバー間の環境差異による問題を最小限に抑え、開発効率を高めています。また、CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)を積極的に導入し、テストやデプロイプロセスの自動化を推進することで、開発サイクル全体の品質とスピードを向上させています。
得られるキャリア
クラフで開発エンジニアとして働くことで、技術者としてのキャリアを拡げ、市場価値を高めることができます。
まず新サービスのプロダクトオーナーとして、企画からリリース、その後の成長までサービス開発全体をリードできます。技術だけでなく、市場分析や要件定義、チームマネジメントなど幅広いスキルを身につけながら、自分のアイデアを形にすることができます。
またセキュリティ領域に関する豊富な知見や技術力を身に付けることで、セキュリティエバンジェリストやセキュリティエンジニア、コンサルとして活躍できる能力も磨けます。
クラフの開発エンジニアとして、社会に役立つセキュリティサービスを、あなたの手でシンプルに、そして使いやすい形で実現しませんか? 最先端の技術に触れながらあなたのアイデアや技術を存分に発揮できる環境がクラフにはあります。