
仕事内容
脆弱性診断の業務では、標準化エンジニアチームのもとで診断手順や結果の判断材料を検討し標準化を行います。
運用改善チームは、作成された標準化の内容を第三者的な目線でレビューし、「診断テスターの工数負担が大きくないか」「この標準化内容で診断業務が進められるか」といったチェックを行います。脆弱性診断の品質を保つだけでなく、現場の業務が円滑に回るよう交通整理役を担うのが運用改善チームの仕事です。
また各チームへのヒアリングを実施し、オペ―レーションに関しても改善点を探しながら、古いマニュアルの更新や、社内への周知徹底を行います。
大切にしていること 多角的な視点
運用改善チームは、クラフのチームでありながら、第三者的な視点でマニュアルや業務についてレビューする必要があります。そのため、幅広い角度から物事を評価する、多角的な視点が求められます。
社内の業務内容やメンバーの特性に関してもイメージがしやすいからこそ、一歩引いて客観的に物事を見極められるかは、運用改善チームに求められる資質です。
こうした視点や資質を磨くために、社内での勉強会に留まらず、書籍やセミナーなどを通じて、社外の取り組みやノウハウをインプットすることも重要です。
また、現場の作業負担や円滑なオペレーションを追及するあまり、サービスの品質や生産性が損なわれてはなりません。理想と現実を棲み分けて考える経営者的なバランス感覚も、運用改善チームには必要です。
得られるキャリア
運用改善チームは、チーム以外のメンバーとも打ち合わせを行い、密に連携をとるため、セキュリティの知識、脆弱性診断のプロセスや標準化技術など横断的な知識が習得できます。
また、マニュアルのドキュメントを作成する際は、経験やスキルを問わず社内の誰もが読みやすい文章作成が求められます。セキュリティに関する技術的な情報や専門的な情報についても噛み砕いて説明する必要があるため、テクニカルライティングのスキルが磨かれます。
業務改善への取り組みを通じて、社内コンサルとしての基本を身に付けることもできます。社内に留まらず、ビジネスの現場で幅広く活躍できる人材へ成長できます。
使用しているツール
業務ではコミュニケーションツールとしてSlackやGoogle Meetなどを用いながら、社員からのヒアリングやチーム内でのコミュニケーションを図ります。
またGoogle スプレッドシートやGoogle ドキュメントを用いて、マニュアル作成や更新を行います。